夏休みも終わり、明日から新学期。とはいえ、通常通りではないところも多いのかもしれません。
昨年は、初めての自粛やら、受験生の娘がいたりで、殆ど出かけませんでしたが、この夏は（県内の）秘境と言われる山で山歩きをしたり、少し夏らしいことができました。　久しぶりの、夏の短い旅。　
距離は関係なく、日常から離れたところに身をおける旅はやっぱりいい。　早く、気兼ねなく旅に出られる日がきますように。

初夏に、年末企画展をお願いしている２人の作家さんと、打ち合わせも兼ねてと（事前に、どうしようかと話し合い、十分に気を付けて会いましょうということになり）久しぶりの益子へ。　
１０年以上ぶりに訪れた益子参考館がとてもよかったです。
展示に向けてお２人が作ってきてくれたもの、どちらも欲しい！　と、声をあげてしまうようなものでした。
蓋物、をテーマに作っていただいています。
近くなったらまたお知らせしますが、どうぞお楽しみに。

最近入手した、染色家、柚木沙弥郎さんの本。　どちらも、表紙も中身もとても良くて、何度となく読み返しています。
98歳となった今も現役で活躍されている柚木さんの紡ぐことばは、どれも勇気づけられます。

‘明日は今日となり、今日は昨日となる。　時は足もとからみるみる流れ去って行くものです。’
という言葉にはっとした夏。
そうだな、いつも毎日バタバタと過ごしてしまうけれど、1日1日を大切にしなくては。

昨日いらしたお客様、迷いながらのお買い物後、’あ～楽しかった！’、と本当に楽しそうに言ってくださった、そんな言葉もとっても励みになって、じんと嬉しくなりました。