イタヤ細工について 



秋田・角館で作られているイタヤ細工は、イタヤカエデの若木の幹を帯状に裂いて、編んで作られています。
1790年頃(!)農村で起こった副業が発展したと言われていますが、はっきりしたことは分かっては
いないそうです。木の幹を取るところから、編むところまで全て手作業で行われているとのこと、作ったものもひとつひとつ、
大きさが違い、印象も異なります・・が、白い木肌のもつ素朴さはどれも共通していて、そばに置いてあるだけで、心和みます。


お取り扱いは、普通に、洗剤などで洗っていただいて構わないそうです。そして、よく乾かしていただければ、長年にわたりご使用
することができます。直接、たべものを入れることもできます。汚れなどは、たわしでこすって洗っていただければ落ちるとのことです。
時々、木の皮に黒い点々が入っていることもありますが、そのような木の部分があるためで、問題は全くないそうです。


普通の白木のイタヤ以外に、'皮付'と言われる、木の一番樹肌に近い部位を使って作られたかごがあります。
この'皮付’は、一本の木で8枚しか取れないため(一本の木を縦割りに八等分して使うそうです)、とても貴重なものとなります。
Heather(へザー)、ハシバミ色みたいな感じが素敵ですよね・・





上の皮付きのかごや、大きなものには、下のような焼印がおしてあります。







先日、作っていただいているご主人とお会いして、お話伺う機会があったのですが、その際にこの焼印について尋ねると、
'うちの家内と私の名前の頭文字を入れてるんですよ’と、ちょっと恥ずかしそうに?答えてくださいました。
なんとも微笑ましくて、いいな・・と思ってしまいました。



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